厚生労働省承認 先進医療実施医療機関

名古屋アイクリニック

ドクターリレーコラム

当院の女性医師3人が、日々の診療や身近で起こったことについて語るコラムです。

『アレルギー外来』

医師 水野泰子

近年、花粉症やアトピー性皮膚炎、気管支喘息など何らかのアレルギー疾患を有する患者様が急増しています。眼科診療においてもアレルギー性眼瞼結膜炎症状などで困っている患者様は多く、当院アレルギー外来ではその辛い症状を少しでも緩和できるよう様々な検査、治療を行っていますので、今回少しご紹介したいと思います。

当院アレルギー外来では、涙の検査で眼のアレルギー有無を確認できるほか、血液検査で抗原を特定することで、点眼治療だけでなく個々の原因に合わせた回避法を提案しています。血液検査には、当日すぐ結果が分かるものもあります。(指先から少し採血するもので、私自身も試してみましたが、全く痛くなくカモガヤとダニが陽性でした。)スギ花粉症の患者様についてはご希望があれば舌下免疫療法を行うことも可能です。
当院で専門外来を行っている円錐角膜はアトピーやアレルギー性結膜炎を併発していることが多く、アレルギーの治療と同時に角膜クロスリンキングによる進行予防、角膜リングによる不正乱視の軽減という手術的治療にも取り組んでいます。
また、以前は難治性であったアレルギー性結膜疾患の重症タイプである春期カタルやアトピー性眼瞼結膜炎については免疫抑制剤であるタクロリムス点眼が使用できるようになり、大きな副作用の心配なく増殖性変化の軽減と、眼瞼縁の皮膚症状にも軽快が得られるようになりました。

なお、アトピーに伴う眼周囲の痒みで眼を掻きむしってしまう行為は、白内障、網膜剥離、円錐角膜等の発症増悪の原因となるので、できる限り予防したいのですが、眼科と皮膚科の境界領域にあたるアトピー眼瞼炎は眼と皮膚の症状が複雑に絡むことが多く、両科が共同して治療にあたることが大切だと考えています。アトピーのみならずアレルギーが関与する疾患は眼、皮膚、鼻、呼吸器等さまざまな症状を呈すため、当院アレルギー外来では、近隣他科の先生方と協力し診療科の枠を超えて、アトピーをはじめ生活の質に大きく関わるアレルギー症状の軽減、アトピー合併症の減少に貢献できるよう積極的に取り組んでいますので、お困りの患者様は遠慮せずどうぞご相談ください。


名古屋アイクリニック
医師 水野 泰子

【略歴】

  • 岡山大学医学部卒業
  • 岡山大学医学部附属病院、高知医療センター、中京病院勤務を経て現在は中京眼科勤務
  • 日本眼科学会認定眼科専門医

【所属】
日本眼科学会、日本眼内レンズ屈折手術学会、日本アレルギー学会、眼科アレルギー研究会

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