老眼の原因と症状
原因
目は焦点を合わせることにより像をとらえるビデオカメラに例えられます。角膜・水晶体の2枚のレンズにより光を集め、網膜というフィルムに像を結ばせ、その像を視神経というコードで脳に送り、物を“認識”しています。
水晶体というレンズはカメラでいうオートフォーカスの機能をしており、毛様体という筋肉によりその厚みを変えることにより、遠くから近くまでピントが合うように、いわゆる“調節”をしております。
加齢に伴い水晶体の弾性が低下してこの調節力が減退し、近方視が困難になった状態が“老眼(老視)”で、一種の老化現象です。
調節力は10歳を超えた頃からすでに減退しはじめ、43歳前後で手元が見にくいと自覚し始めます。そして、60歳を過ぎた頃には調節力はほぼ無くなります。
症状
老眼の初期症状としては
- 夕刻になると目がショボショボ・ゴロゴロする
- 午後以降に軽度の頭痛や肩こり、目の奥の痛みや項部痛がある
- 特に薄暗い場所で手元が見にくい・離して見る必要がでてきた
などがあります。
これらを自覚したら、一度眼科を受診して近見視力(手元の視力)を測定し、必要なら弱い老眼鏡を作成すると良いでしょう。無理をしてメガネなしで過ごすことは、眼精疲労の原因になるだけで、目にとって良いことはありません。